マツバラバンバ

我武神松原也。ごく稀に更新する化石ブログとするぜ

ブラック企業あるある10選【体験談】

 

松原です。今日はブラック企業の残業時間について書いていきたいと思います。

私は、10年勤めた会社をブラック企業と勝手に認識しています。

ブラック企業の定義は一様でなく、定性的ですが、総じて残業時間が長いという点が共通事項ではないでしょうか。

 

そして、たまたま見かけたブログで自分の勤めていた会社がブログ内の最上位レイヤーである「漆黒のブラック企業」に認定されているのが面白かったので、勝手ながらご紹介したいと思います。

 

【2019】必見!漆黒のブラック企業ランキング148選 | ブラック企業番付

 

ちなみに、私は新卒からブラック企業で10年キャリアを積んできたことを心底良かったと思っているクチです。社会人としての立ち振る舞いや完全自己責任で仕事に臨むマインド、他社より劣っている商材を受注に繋げる営業力、そして何よりも忍耐力と修羅場経験。ホワイト企業でワークライフを謳歌していたエリートとは浴びてきた泥の数が違うと勝手に誇りに思っています。

 

そんな私が差支えない範囲でブラック企業について実体験を綴っていきたいと思います。

※主観に満ち溢れております

 

あるある① 家族のような職場を目指している

 私が配属された部署がそのような環境でした。人間関係は良好だった一方で、平日仕事を22時、23時に終えた後に翌日の2時3時まで酒を飲み、そのまま会社近くのビジネスホテルで宿泊をする。そんなイカれた生活を週に2~3度繰り返すことで家族のような人間関係を構築するというものです。

あえて言おう!カスであると!

金もさることながら、体力が持ちません。。と思いながら、なるべくお誘いをトゲがないように断るテクニックを身につけることで比較的難を逃れていましたが、中には洗脳される後輩もちらほらいました。

 

あるある② 着信がないのに携帯電話が震えている気がする

お客様と接する営業担当や施工管理担当にこの症状が発症した方がしばしばおりました。携帯に休日昼夜問わず着信があるのでこのような状態になるのも無理はないと思います。

 

あるある③ 朝メールチェックすると、23時以降のメールが必ずある

これは実体験です。私もたまに23時~24時まで仕事をするときがありましたが、半ばアピールだと思いますが、誰かしら23時とか翌1時とかにメールを送っている形跡がありました。当時はまだスマホによるリモート業務がなかった時代なので、ガチで会社に残っていたと思われる話です。

 

あるある④ ゴルフ命の上司がやたらと多い

 これは少々偏見に満ちていると思いますが、建築業界の場合ゴルフ接待なども多くて必然的に部長overになるとゴルフに情熱を注ぐ人が多くなる印象です。

ゴルフ自体は金がかかるものの、とても魅力的なスポーツだと思いますが、休日にあえて会社の上司とゴルフしたくねぇよ!ってのが若手の本音かと。

なお、私の場合は年に2回部署のゴルフコンペがあり、3年間幹事を経験させて頂いた経験があります。他社さんを交えたコンペの幹事業務は段取りの訓練として良い経験だったとプラスに捉えていますが、当時は結構しんどかったですね。

 

あるある⑤ 管理職は始業時間の1時間30分前には出社している

 

 私の勤めていた会社はフレックス勤務制度がなく、9時~17時30分が定時でしたが、概ね以下の出社時間でした。

 

部長:6時~7時出社。役員より前に出社しないと怒られる

役員:7時~7時半出社

課長:7時~7時半出社。部長が朝早いのでこれくらいには出社しないと気まずい。

平社員:7時半~9時出社。課長が・・・以下同文 ※6時台に出社する猛者もいました

 

もちろん、勤務上は9時~であり、朝残業などという概念はありません♪

なお、松原は8時15分~30分くらいに出社していました。

 

あるある⑥ お客様の依頼は基本即日対応

これは、建築業界に勤めたことのある方ならイメージして頂けると思います。

私の場合、お客様はサブコンが多かったですが、18~19時くらいに「今から対応して。今日回答ちょうだい」と当然のごとく依頼を受けるケースが多かったです。

ならば、毅然と断ればいいんですけど、その場合下記の未来が待っています。

 

私「無理です」

お客様「あっそ。なら君の上司にお願いするから」

上司「松原。やれ」

私「はい」

 

これマジですからね。運が悪いとお客様から生意気な奴だとインプットされ、会社としてクレームを受けたりしますので、建築業界は極めて縦社会で特異な業界だと思います。

 

あるある⑦ 残業100h超えの人がゴロゴロいる

 私は1社目に労働組合役員をやっていたので、社員の残業時間のデータも目にしていました。あくまで繁忙期の1~3月限定ということにしておきますが、施工管理部隊は残業100hはデフォルトくらいの認識でした。

これは大手ゼネコンに勤める大学の先輩が放った名言なのですが、

残業100時間を超えると少しイライラしてきて、150時間を超えると気が狂いそうになる

とのことでした。そんな環境に従事していますと感覚が麻痺しますね。当時は40時間の俺は恵まれているなぁ~くらいに思っていましたからね。

 

あるある⑧ 社員旅行大好き

社員旅行というイベントは、おそらく今後減少していくのでしょうが、私の所属していた会社では社員の結束を深めるための一大イベントとして、社員旅行(部署単位)が年1で開催されておりました。

幹事になるとやりたくもないイベントの企画および内容決定、若手は余興の準備などを業務時間外に行う必要があります。

ただ、必ずしもすべての部署で行っているわけでもなく、稀に社員旅行がない部署もありました。私は入社8年目で部署異動になったのですが、異動先は社員旅行がない部署でした。

しかしながら、社員旅行大好き課長が同じ頃に異動し、社員旅行推進活動を熱心に行って頂いた結果、多くの人が求めていない社員旅行 が開催されることに。

 

 ダメだこの会社。早くなんとかしないと・・・

と思ったものです。

 

あるある⑨ サービス残業が多い

これは鉄板ですね。語るまでもないでしょう。

 

あるある⑩ 常に怒っている上司が複数存在する

いつも怒っている上司っていますよね。仕事ができない人に向けて皆が仕事している中で怒鳴りつけたり。そんな光景って誰も見たくないですしテンション下がりますよね。

その結果、部署のモチベーションも下がることになります。

もちろん、そのような指導法を是としているということは、何か意図があるんでしょうが(ないかも)、詰めても心に響くことの少ない現代社会ではやや短絡的と言わざるを得ないのが個人的な所感です。

そういう、怒っている上司が数多く管理職レイヤーにいるような会社は問題ありだと思います。

 

というわけで、これまでの記事史上最も長文の気合が入った記事になりました。

ではこの辺で。That is all